漆器の修理・塗り変え
 

     



欠けてしまった、割れが入ってしまった、変色してきた、

ひび割れができてきた、古い品だけど・・・、などなど

お気に入りの漆器・漆塗り品を

修理・塗り変えを施し

また新しく 『漆器』 としてご使用下さいますことに、

漆器職人としてありがたく思います。



ご承知の通り

言葉や文章でのご説明、また写真などにおいても

全体像を把握する事は困難となります。

的確な判断、ご説明が出来ず、ご迷惑をお掛けする場合があります。


修理品のその状態の判断など、

より良い品に仕上げたい思いもあり、

『品物現物を見て』 

ご説明させていただいております。


修理代金+消費税8% になります。


なぜ? 

漆器・漆塗り品は修理・塗り変えを・・・。

それができるのも漆器の 『特長』 の一つ


愛着・想い入れなどのある品がまた新しくなる

物を大事に ・・・ 環境のためにも

などなど 


愛着や想い出・想い入れ などのある木製の漆器・漆塗り品の

割れや欠損などの「キズ」を 補修・補強・修理を施し

その品の全面を塗り変えること を修理・塗り変えの作業基本としています。

リフレッシュしてみませんか。


「キズ」などは無くても 「塗りを変えてみる」のも リフレッシュ




・・・ 『さて だぁーって やりゃ いいズラ』 (信州木曽平沢弁) ・・・


修理・塗り変えの作業をする、ということとして思いますと

その品物の状態により

修理・塗り変え方法に思案し、試行錯誤することがあります。


 
・・・ 『さて どうやって やれば(作業して行けば) いいだろう?』 (標準語) ・・・

と 「やりがい」みたいなものもあります。


少しずつ手をかけて行く中で

「きれいになろうとして行く」 ことが

楽しみでもあります。



長年 暖かい汁物などおいしく味わい続けたお椀類などは

変色や細かいヒビ割れなど生じたりします。


漆塗りの家具類などは長い年月の間に 「様々な光」 の影響などで

変色や劣化もしたりします。


落下等により割れ欠損など生じます。


普通使用の中でも年月を経ると細かい擦り傷など生じ

「つや」などが無くなって行きます。 

それも一因として 

食器類など料理の汚れ落ちの良いといわれる漆器も低下もして行きます

・・・ 上記 一例 として ・・・


自然材料を使用した地球環境にやさしい漆器・漆塗りには

色々な使用条件の中で耐用年数・寿命があります




絵柄貝細工入り丸火鉢の修理・塗り変え


絵柄の貝細工を残して修理・塗り変えのご相談をいただき

状態を見た時点での作業中に発生すると思われる諸問題などのご説明をさせていただき、お預かりしました。

直径28p  高さ25p

修理の火鉢ー1    修理の火鉢ー2  修理の火鉢ー3

  写真左 − 元の状態           写真中 − 剥離部分などの除去       写真右 − 底部分を布貼り補強


平滑に仕上げるために補修作業を繰り返し行い、下塗、中塗を施し 

黒呂色(くろろいろ)塗 ー 鏡面仕上げ

で仕上げました。

修理の火鉢ー4




木曽春慶塗のような木地が赤目に透けて見えている上品な塗のタンス

引き出しの側面にも同様の塗

    修理のタンス      

大小のへこみキズ等々が多数あり、金具付きでもあり、修理・塗り変え方法に思案しましたが、

補修・補強・塗り・砥ぎ等々を繰り返し施し、当方独自の「古代スリ塗」で仕上げました。

期間の経過で濃い目の色目も少しずつ  「明るい赤目」 に変化して行くと思われます。

修理・塗り変え後のタンス

巾88 高さ106 奥43p



濃いねずみ色の部分が 割れ欠損した部分を補修・補強・修理したところ

研ぎ作業などをして 「本朱華塗」 に塗り変えます。



カップ修理ーその1   カップ修理ーその2

カップ

直径10p  高さ7.5p



とある市(いち)で古い品・骨董というようなことで購入されたとのこと

名称は 「鶴と松の蒔絵入り 朱塗 おおびら」 となりますでしょうか

途中で内面など部分補修塗り作業など施された様子もあり、木地の「狂い」、「キズ」もあり

色々相談の結果 補修・修理を行い 蒔絵も無くして 全体を「本朱色」に塗り変える予定です。 



― 蒔絵を入れることもできます。 同じ絵模様はむずかしくなります。 (蒔絵代別途) ―

蒔絵入りのおおびらーその1   蒔絵入りのおおびらーその2

 直径25p  高さ12p



上記の修理・塗り変え

蒔絵も消し、総本朱に塗り変えの予定でしたが

作業中にも、蒔絵がもったいない と思いながらおり

古い品でも試行の結果、漆が乾きそうでしたので、補修・補強作業等を施し

蒔絵は消さず、表面全体には透漆(すきうるし)を塗る、「八雲塗」で仕上げ

内面は本朱色を塗り、仕上げました。


おおびらの修理後ーその1   おおびらの修理後ーその2




お願い おことわり

― 当方以外で購入された品もお受け致していることも含めまして ―


下記 ご確認下さい

仕上がり期間につきましては

その品物の状態による補修・補強・修理作業時の「漆の乾き具合」の変動や

その品元来の製作工程により、修理作業中に発生する諸問題等もあり

また 「出来る限り良い品に仕上げたい」 と思っており、

仕上がりには長期の期間をお願い致します。


その「キズ」部分のみの補修・塗りは

作業工程上その「キズ」より広く大きくなり、他と接する面とは平滑になりにくく

また塗りの「色つや」も他の塗り面とは異なります。


代金につきまして

同等類品の今現在の価格を参考に、それより安価にとの考え方もありますが、

「良い品に仕上げたい」との思いもあり、

その品の状態により作業工程の違い等々もあり、代金一式は変動します。


その品元来の製作工程により、補修・補強・修理作業中に発生する諸問題等もあり

見積り・初期設定代金より高くなる場合があります


消費税8% 別途になります。


その家伝来 などの品の中には

蒔絵や家紋など描かれていることがあると思います

それらを残して他面のキズ部分のみの修理・塗り変えの場合 など

(作業を行えることもあります)

修理・塗り変え方法等により ご希望に副えかねますことがあります

塗り上がり(仕上がり)の状態につきましては

「キズ」の状態への補修・補強作業等もあり

同等の新品と比べ 劣ることがあります


ご承知の通り

言葉や文章でのご説明、また写真などにおいても

全体像を把握する事は困難となります。

的確な判断、ご説明が出来ず、ご迷惑をお掛けする場合があります。



修理品のその状態の判断など、

より良い品に仕上げたい思いもあり、

『品物現物を見て』 

ご説明させていただいております。




お問い合わせの内容等により、お答え、お返事を控えさせていただく場合がございます。

見積りには相応の時間が必要になりますので、見積り代金をお願いする場合があります。

ご依頼の際には見積り代金は、代金一式より考慮致します。

当方よりのお答え、お返事の内容が、お問い合わせ条件、ご希望、お考えに合わない時でも、

その旨のお返事を必ずお願い致します。

以上、ご理解のほどよろしくお願い致します。

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