うるし固め成形

 土と漆の練り合わせ 




・・・   一玉一玉 手づくりでそれぞれに 趣 があります   ・・・


サビ玉を大きくする  サビ を少しずつ つけて重ねて大きくし

― 左から右へ ―

その大きさになったら研ぎをして ある程度形を整え 

― 右のもの ― 


漆を塗って仕上げました



サビ とは

当地で特出される土 『サビ土』 で生漆と練り合わせた状態のものをいいます

平滑に塗を仕上げるために 木にヘラなどでつけて 荒れている木の肌の目止めなどを行う

木曽漆器伝統技法の下地作業に主に使用します


造り方を簡単に

サビ練りーその1   左 ― 生漆(きうるし)

  右 ― サビ土を水と練り合わせた状態
サビ練りーその2   生漆とサビ土を

  ヘラで練り合わせる
サビ練りーその3   練り合わせた状態

    ―  
サビ  ―



        寸法  ―  高さ 3.5p × 直径 3p 位の大きさ から

                  高さ 4.5p × 直径 3.5p 位の大きさ まで


         塗  ―  
洗朱(あらいしゅ)色  ツヤは控えめ
  

           形  ―  だいたい 円柱形

                   一玉一玉 不均一です


        重み    ほどよく じゃまにならない重さ

                   一玉一玉 不均一です


うるし固めの風鎮の玉


現物と写真とは 色ツヤに違いがあります

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