らくがき

令和元年(2019) 5・6・7・8・9・10月
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2019年10月17日(木)
内足膳と八十椀

尺2寸 内足膳 本朱塗(先代の塗り)
八十椀 洗朱塗(先代の塗り)
使用例として。
左下ー飯椀
右下ー汁椀
左上ーお平椀。和え物、煮物など。
右上ーつぼ椀。お造り、焼き物など。
平成23年(2011)1月4日 ホームページ掲載

本膳と八十椀

譲り受けた不用品一式
 平成26年(2014)



尺2寸 内足膳 銀あけぼの塗(先代の塗り)
八十椀 洗朱塗 
 フタのツバ内 スズ紛ちらし 
 朱ひょうたん入れ 



八十椀
「八重椀」とも名のある品で、蓋つきの4種のお椀が重ねられて
収納にも便利に考えらた古くからある塗り物の形で、
塗りは色々あります。

内足膳
足が内側にあるお膳。高さなど寸法は色々で、塗りも色々あります。
一回り小さくなると「二の膳」などと呼ばれます。
他に、「宗和膳-そうわぜん」と呼ばれる物もあります。
(写真中央のお膳の形)

前回の「文庫」同様に、今では需要が減ってきた塗り物です。
昭和30年代位まででしょうか、日本各地で大量に作られ、
旅館や料理屋などで使われ、
多くの家庭でも20~30組などお持ちにもなられていたようです。
お椀は、大量生産ということもあり、
木地の「ゆがみ」などが、今では多く見受けられます。

写真上ー先代が塗った物です。
写真中央ー今では不用ということで譲り受けた一式です。
写真下ーお膳は先代が塗った物。
 八十椀は、譲り受け品をここ数か月で塗り変え仕上げた物。

それでも八十椀は、
「譲り受けの品を塗り変えて、塗り工賃位の安価で」など
説明をしっかりさせていただくと、
購入を希望される方が「ぼつぼつ」といらっしゃることは、
ありがたいと思っています。

追記
上記につきましては、ご説明不足が多々あると思います。
日本各地に漆器産地・地域があり、形状としては大きくは変わりないのですが、
作業工程は、各地域に違いがあり、それもそれぞれの特色と思います。
写真中央の塗り物は、当木曽漆器で作られた物では無く、
特に「宗和膳」の作業工程は、木曽漆器と比較しますと
仕上がり期間が早いかと思われます。

歴史の中で基本的には、
産地・地域により「漆器の作り方」に特色が作られてきましたが、
近年では、産地内でも「作る人」により違いあるようになってきています。


2019年9月22日(日)
文庫


文庫(書物類など入れ物)

総黒 塗り立て(ツヤ有漆)
尺2寸×9寸×4寸
木曽漆器伝統下地技法 本堅地下地 四方角布貼り
家紋入り 3寸丸 金の高蒔絵(写真は加工処理)

最近では需要が減ってきた塗り物です。
数年前には重箱、角盆類などともに数多く作っていました。
当地の沢筋で採取できる「サビ土」と漆を混ぜて木肌に付け、
その目止めなどで木肌が滑らかになる、木曽漆器伝統の下地技法を施してあります。
そして、下塗り、中塗り、上塗りと漆を塗り重ねます。
「木曽漆器」の産地では、古くから作られてきている
「普通の漆器」でもあります。
見た目の「派手さ」の無い塗り物ですが、仕事としては相当の手間、日数がかかり、
やりがいのある仕事でもあり、仕上がった時には
「やっと出来た」という「安堵感」が一番に出てきます。
好きな、作りたい、作り続けたい仕事の一つです。
作業工程などしっかり説明させていただき、
購入された方は、
大事な書面などを入れ、「家宝」という言葉もいただきました。
お腹は満腹にはなりませんが、手元にあるということで、
気持ちが穏やかに豊かになる 「日本の漆器」の一つと思います。

余談
そのような塗り物が、ある期間、手元にありますと、
色々な理由が有り、また一つの想いとして、数年前から
「手放したくないなぁ」という思いが強くなってきてしまってもいます。

23日、24日は、350年以上続く、家毎に竹を立てかけて火伏を願う
「竹祭り」です。

寛文5年 1666年 2月24日
火災により 当時57軒あった家全部が焼失してしまった。
その時、住民は青竹を水に浸して火を叩き消す という消化方法を行った。
それ以来 集落に火の災いが入ってこないように
各家々に青竹を立てかけてお祭りをするようになった。
今から 350年ほど前 それ以来。
漆郷諏訪神社 宮司宅 古文書より(他人調べ) 簡略に。


荒れた天候が続きます、体調管理など日々お気をつけてお過ごし下さい。

2019年8月2日(金)
炊飯器のことから
先月の末頃でしたか、その日を境に梅雨寒だった天候が急に酷暑になりました。
体がこの暑さに慣れるには大変です。暑さ対策など充分にお気をつけてお過ごし下さい。

1~2年位前から炊飯器の部品が「外れ」はじめ、6月位から完全に取れてしまいました。
まだ使えないことは無いのですが、平成19年から使い始めたもので、10年という年数が長いのか短いのかわかりませんが、前々から「替え時」かな、と思っていましたので「ネット検索」を始めてみました。
びっくりするほどの色々な機能、値段の差、あれや、これや、たくさんの品数で迷うばかりで、なんだかんだで1か月以上経過したかと思います。最終的にネットにあった炊飯器の比較をしていたサイトを信頼して、その情報を基に、今の自分に適した品を決めました。
実店舗を見るのも考えましたが、ネット検索で疲れてしまいましたのでネットで購入し、8月1日商品が到着しました。その日の夕飯に初使用をしました。他に比べるものがありませんので、「ま、こんなもんか」というところでしょうか。でもせっかく買ったものですので、その味をこれから味わって行きたいと思っています。

当店にご来店の多くの方が、「漆器は(値段が)高いですね」とよく言われます。
その真意はわかりませんが、 何をどのように比べて「高い、安い」と判断する基準は、人それぞれと思います。
買い物をする時には、その品物、値段と漆器と比較してしまいます。今回の炊飯器も値段だけで言うと、桁が違う品物があります。「高いなぁ」と思う品がたくさんありました。その差の多くは「作り方(機能)」の違いであろうと思います。漆器も同様に「作り方」の違いにより値段の差があり、
その仕事なりの価格設定をしているつもりではいます。
つかみどころの無い話になりました。
補足のようなことで今回もそうですが、、自分で買ったものが「一番良い物」と思っています。

今一度、暑さ対策など充分にお気をつけてお過ごし下さい。

新しく買い求めた炊飯器

2019年7月11日(木)
梅雨寒


今年ももう半分が過ぎ、半分が始まりました。お変わりありませんでしょうか。
当地の今年の梅雨は、山間高地でジメジメとはしていないのですが、雨が降ったり止んだり、はっきりしない梅雨の空が続いています。気温も低目で上着が1枚ほしいかなと思う日が多くあり、家の中では空気が「ひんやり」する時もあります。
日照時間が時間が少なくなっていますので、植物の成長にも影響があると思われます。
お住まいはいかがでしょう、体調管理などお気をつけてお過ごし下さい。

ノリウツギ(低木)
花言葉は、臨機応変、しとやかな恋人、高慢、移り気な方、乙女の夢。

2019年6月26日(水)
うるしオケと梅花の歌





花生け(中に入れものを)、建水、小間物入れなどに

漆を入れておく、保管する、円柱形の物を「桶ーオケ」と呼んでいます。
「オケ」と呼ぶのは、
これ以前の入れ物は、木に竹タガで作ったいわゆる「桶」でしたので、
その名残と思います。

そこから使用する分の漆を取り出して使います。
入れる量により大きさがあります。
漆を使い切った「オケ」の外側に漆を塗ってみました。
内側には漆が層になって付着していて、
塗も少々の粗さがあり、何とも言えぬ味わいがあります。

「梅花の歌」を貼付したもの、無しのものなどあります。

オケの素材は、紙類。
オケには未使用の新品もあります。

サイズ
直径22×高さ16㎝、18×14、14×11、12×8.5位

塗り(粗目)
溜塗、洗朱塗、紙模様に朱、紙模様に黒、他。

不安定な天候が続いています、体調管理など充分にお気をつけてお過ごし下さい。

2019年6月4日(火)
6月




令和になり、1か月が過ぎました。普段の日常になったかなと思います。
とはいえ、この7・8・9日は令和になって始めての、
第52回木曽漆器祭・奈良井宿場祭が開催されます。時間に余裕を持たれ、ごゆっくりとお出かけ下さい、お待ちしております。

近年の天候は気温の変動が大きく、日替わりのように季節が急に進んだり、また後戻りなどしています。草花なども、芽吹きや開花や成長に迷っているのでと思います。
そのせいかはわかりませんが、この春から花が咲きそびれてしまったもの、枯れてしまったものもありました。四季折々の安定した天候を願いたいと思います。
皆様も体調管理などお気をつけてお過ごし下さい。

中庭のクレマチスはにぎやかく咲いてくれました。
花言葉は、「精神の美」「旅人の喜び」「策略」など

2019年5月1日(水)
令和元年

令和の時代が始まりました。
平穏無事なより良き時代になりますよう願いたいと思います。
皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
今後とも相変わませず よろしくお願い申し上げます。