らくがき

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2022年12月26日(月)
ご挨拶

令和4年、2022年、寅年、残り少なくなりました。
年齢でしょうか、「昨日、正月」だったような思いです。
そんな思いになるのは、この一年あまり実になる事をしてこなかったせいでしょうか。
コロナ禍、症状的には軽症が増えているようですが、人数的には減ってゆく様子は無いように見受けられます。
6月には、コロナ禍により2年間の中止がありましたが、漆器祭が無事に開催され、
多くの方々が足を運んで下さった事は、ありがたく明るい話題です。
今さらですが、人間関係、人付き合い、会話、その難しさを改めて痛感もしました。
年末の寒波、物価高騰、などなど。
くる年が日々生活しやすくなりますよう願いたいと思います。
本格的な寒さに向います、体調管理にお気をつけてよいお年をお迎え下さい。
西チキリヤ漆器店
手塚 衛

2022年11月9日(水)
皆既月食と



11月8日(火)
皆既月食まであと少しの様子

皆既月食は、当地でもきれいに見ることができ、
おんぼろカメラでもなんとか撮影できました。
この後は寒さもあり、家の中で動画サイトを「終わり」まで観覧しました。

442年前の月食と惑星食の同時開催、
当地にもこの情報は伝わって来ていたでしょうか。
そうであってほしいと思いますが、
でも、そんな心配はしなくても、
その頃の人達の方が、空を見る機会はたくさんあったのでしょうから、
天気が良く、余計な明かりも無く、
昨日よりきれいに見れたのでは、と思います。

月食、惑星食、宇宙空間の壮大な出来事であると思いますが、
日々がチマチマ、チマチマした生活をしていますと、
それをうまいこと感じられなかったことは情けないような思いで、
次回322年後の同時開催に、
(多分、宇宙歴にしますと3日後?3年後?)
見る時までの、どんな状況や方法になりますか、課題かと思います。

その日が、昨夜のように、それ以上に、
澄み切った星空でありますよう願いたいと思います。

300~400年、ほど、
木曽ひのきの切株のページ
記憶では、今から40~50年位前の伐採で、
平成2年より店舗の展示台になっています。

2022年11月6日(日)
初氷と紅葉も





早いですね、11月です。
今朝は冷え込みました。中庭に水を入れたバケツに薄氷が張り、初氷と思われます。
昨年は、11月13日にフェイスブックに初氷の掲載がありました。
日中は気温も上昇し、澄み切った青い空と色とりどりの紅葉、
秋の日の日曜日、行楽日和でしょうか。
裏山(西側)の紅葉は、高い方の赤や黄色は枯れ葉となり、
中腹はカラマツの黄金色に染まろうとしているようです。

この山を見て、
毎年なんとなく思うことで、
赤や黄などの紅葉もいいのですが、
カラマツの黄金色と常緑樹のコントラスト、
結構、いいな、と。
縦じま、横じま(ストライプ)、市松模様、ドット柄など。
「山の生体」のような事は別として、
そんな様子も。
徳川家康公位の階級、だったら作れた、作れる、でしょうか。
ドット柄なら「あの方」のデザインも。

コロナ感染は第8波と増加傾向にあるようです、
インフルエンザなどにもお気をつけて、
深まる秋、過ぎ行く秋、始まる秋、それぞれの秋、お過ごし下さい

2022年10月1日(土)
10月にとりとめもなく

時が経つのが早すぎるほど、10月です。
フェイスブックに写真を掲載しましたが、10月の始まりは天高く青い空になりました。
朝夕は涼しくなりましたが、日中はさわやかな風の中、
強めの陽射しで暑ささえ感じられます。
お住まいはいかがでしょう、お変わり無くお過ごしの事と思います。

コロナ禍、感染者数は減少傾向にあるようです。
そして、実りの秋、行楽の秋ではありますが、
当地のような独特な漆器専門の工芸産地には、
まだ人流の波が来る気配は感じられないところです。

日々の生活の中で必要性があるかないか、手元に置きたい魅力があるかないか、
それらは、その時その時代で変わり続けます。
流行は巡る、という事もありますけれど。

「漆塗りの箸」という商品は、多種多様に販売されています。
当店工房では、製造販売はありませんが、
ガラスに漆を施した商品が報道等でも目にします。

必要の無くなったものは消えて行くのでしょうか。

塗り物の「そばせいろ」を探している、
という方がいらっしゃいました。
多くの形や塗り色があり、その中からご自分の条件に合う品を見つけることは
難しくなりました。

コーヒーや紅茶などカップの皿は使うけれど、
茶托(ちゃたく)って何?
という方がいらっしゃいました。
日本茶として茶托という商品を気になされる方は、
「無くなった」っといっても過言ではないと思われます。

木、布、紙、竹など燃えて無くなる天然素材に、
天然樹液の漆を施した塗り物に、
工芸産地のこの街に、
魅力があるかないか。

まとまりもせず、答えも出せず。

2022年8月20日(土)
コロナワクチン

例年、当地ではお盆を境に朝夕などは涼しい風が吹くようになります。今年も酷暑は少し収まりましたが、青い空が曇りや雨雲の多い天候に変わりました。お住まいはいかがでしょう。

18日は新型コロナウイルスワクチンの4回目の接種をしました。
4回ともファイザー社で、今回は18日の夕方位から接種部に筋肉痛ような軽い痛みが出始め、19日中は押さえると痛みがありましたが、痛みも大きくならず、腕の動きにも支障無く過ぎ、今日は痛みはほぼ感じられなくなりました。

コロナ感染対策の行動制限がなくなり、当地や特に近隣界隈では訪れる方が増えているように見えます。そのためかどうかは不明ですが、このところは無症状や軽症でも感染者が今まで以上に増加傾向にあるようです。
感染対策や気象状況も大きく厳しく変動しています、お気をつけてお過ごし下さい。

2022年8月4日(木)
大腸検査

未曾有の自然災害で被災された皆様にお見舞い申し上げます。
早期に安心な日常になりますようお祈り申し上げます。

この2日は、大腸内視鏡検査でした。
記憶にある限り今回で5~6回目位かと思います。
前回の2年前の検査の時に「小さいポリープがある」という事で「2年後に大きくなっていないか、など検査を」という事で検査をしましたが、「小さいポリープはあるが特に問題ない」という結果でした。
毎年の便検査は怠らず、血便など無ければ次回は5年後位に、となりました。

いつも思う、『大腸内を簡単にきれいにできる薬などができてほしい』、と。
時間をかけて水溶液の下剤を2リットルほどを飲んで(他に水分も)、
便を数回出して、腸内をきれいにするのは、お尻が痛くなってきたり、
「苦痛」ですよね。

今回は、4時間半ほどかかり、5名ほどいた中で一番最後でした。
体質、前日などの食事、色々あるのでしょうけれど、中々きれいになってくれませんでした。
前日に水分みたいなものだから良かれと思って食べた
「トマト」が「大外れ」、でした。
便の色は薄くなってよくても、「トマトの皮」が小さいのやらが中々できらずに苦労しました。
とうもろこしの皮、海藻なども、大腸内の「ヒダヒダ」に貼りついて出にくいようです。

最後には、酷暑の中、エアコンの効いた涼しい病院内にいられてよかった、と思うように。

内視鏡検査中、腸内の画面をみながら、医師の説明を聞いている時、
ヒダヒダの間に挟まった「小さい黒い物体」が写り、「トマトの種」と思いましたが、
よく考えたら、これも水分で良かれと思って食べた「スイカの種」と思われました。

大腸検査の前日などの食事には、要注意ですね。
おかゆや、肉はいいようです。
「何も食べない」のがいいのでしょうか。
次回、忘れなければ、その方法も検討してみたいと思います。

今日の当地は、酷暑の中久しぶりの雨で、気温的には涼しく過ごせています。

コロナ感染対策予防、暑さ対策、健康・体調管理など充分にお気をつけ下さい。

2022年8月1日(月)
酷暑とコロナと

当地なりに焼けるような熱い陽射しで、酷暑が続いています。
お住まいはいかがでしょう。

今年から7月末に変更となった、漆郷諏訪神社の夏祭りは、コロナ感染の増加により、
神輿や屋台は街中を練り歩かずお宮での参拝となり、静かなお祭りで収まりました。
コロナ感染も軽症や無症状の症状が多くなっているようですが、
コロナ感染予防対策、そして暑さ対策も充分にお気をつけてお過ごし下さい。

2022年7月1日(金)
猛暑と夏祭りと

ただただ、暑いですね。
連日30℃を大きく超える厳しい暑さが続いています。お変わりありませんでしょうか。
日中は当地なりに厳しい暑さですが、夜になりますとグッと気温が下がり過ごしやすくなりますので、長く寒い冬の山間高地の夏は、その点ではありがたいと思います。

少々先の話になりますが、
長い歴史の中で「漆器産業」で築き上げられてきた当地は、漆器産業の長年の低迷などもあり、後継者(若者)が少なくなり、人口減少が顕著に見受けられています。
先の漆器祭にも影響がありました。
各種地域行事なども人手不足になりつつあり、毎年8月11・12日に行われていた、漆郷諏訪神社の夏祭りも改革がされるよう通知がありました。

やはり、祭りには若い力が必要になります。
8月13日からの旧盆に多くの方は休みになり、前日に休みを取ることが難しいこと、
漆器産業従事者の割合が多く成り立っていた頃は、地域の行事の時は「優先」といいますか、「休み」だったのですが。古い話ですね。
また、近隣地域と長年に渡り夏祭りが同じ日で、諏訪神社宮司の負担の軽減、「コロナ禍」も改革できる一因になりますでしょうか、今年は7月最終の金(宵祭り)・土(本祭り)・日(片付け)に夏祭りを行うとなりました。
今はそうであっても、その時代ごとの現状に合わせて改革などしつつ、うまいこと歴史がつながって行ってほしいと、思います。
お住まいの現状はいかがでしょうか。

まだ夏は始まったばかりです、暑さ対策、そしてコロナ対策、
充分にお気をつけてお過ごし下さい。

2022年6月15日(水)
祭が無事に

第53回漆器祭が無事に終わりました。
コロナ禍で中2年の中止という事もありましたでしょうか、天候にも恵まれ、予想以上のお客様にお出掛けいただき、特に土曜日はより多く皆様がお越しいただいたと思います。
3日間、ありがとうございました。

しかしながら、今回は漆器店の減少が顕著に見受けられ、お客様からも「今年は少なくなりましたね」という言葉が複数の方から聞かれました。
通りの場所によっては、漆器店より他の販売所の方が多かった所もありました。
現状の漆器産業の大きな課題ではありますが、
漆器産業従事者の高齢化による廃業、新規参入者や後継者不足などが原因にあげられ、
先行きの見通しに明るさは見えない、という状況と思います。

そんな中で今回の漆器祭では、
「お気に入りの一品」をご購入いただいた方が多くおられたように感じました。
漆器祭というイベントでは、それぞれの思いでお買い物をされると思います。
地道にしっかりとした塗り物を作って行く事が一つの明るい兆しではなかろうかと感じました。

まだまだ、木や漆や天然素材などの放っておいても自然に還って行く物達と喜怒哀楽を共に、そして楽しみがより多くなって行けるようゆっくりでも歩いて行きたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。

梅雨空の不安定な天候です、ご自愛の上お過ごし下さい。

2022年5月16日(月)
木曽漆器祭

第53回 木曽漆器祭 
令和4年 6月3日(金)・4日(土)・5日(日)開催。
2年3年とコロナウイルス感染拡大防止のため中止となっていました。
今年、令和4年は、コロナウイルス感染防止対策を行いながら開催となりました。
例年の開催とは、違いがあったり、ご不便をお掛けする場合があるかと思いますが、
ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
詳細等々、下記リンクページをご確認下さい。
木曽漆器祭
他、塩尻市のホームページなどもご確認下さい。

2022年4月1日(金)
雪景色



今朝は、久しぶりの雪景色。
3月中旬過ぎには、2回ほど雪が降り、それも少々高目の気温の中で融けて無くなっており、「もう雪は大丈夫かな」と、どこかで油断をしていましたが、でもやはり当地はまだまだ冬でした。
出来るだけ早く、画面の左にあるソメイヨシノが満開になった様子を撮影できることを願いたいと思います。
気温が大きく変動しています、体調管理、コロナ感染も軽症や無症状が多いようですが、まだ注意が必要と思います。それぞれにお気をつけながら、良き春をお過ごし下さい。

2022年3月3日(木)
暖かさとワクチンと。

今年の2月は、大雪と厳しい寒さで過ぎました。雪掻きも4日連続で早朝より行ったり、屋根の雪下ろしも行いました。今思うと、毎日「雪」の事を心配していたように思います。
3月になりましたら、日中の気温もプラスになり、一桁代でもかなりの暖かさを感じて、今日の3日ともなりましたら、2月の出来事を忘れてしまいそうです。
雪解けも進んで、中庭の「かまくら」も形が変わってきています。
でも、当地としますと「まだ3月の初め」です。少しでも暖かさを感じてしまいますと、高目の零下でも結構な寒さを感じてしまいます。
でも、暖かいという事は「いいな」と思うのです。
そして、今日は新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種でした。
過去2回とも、それぞれに痛みなどがありましたが、それも詳細は忘れかけています。
3回ともファイザー社、痛みなどあまりでませんように。
午前10時前頃の接種で、午後3時現在は、特に何もなく過ぎています。
お住まいの天気のご様子はいかがでしょう。
まだ「コロナ禍」であると思いますが、充分にお気をつけながら、何かしらの「春」を少しづつでも感じていけたらいいかな、と思います。

2022年1月22日(土)
寒中お見舞い

寒中お見舞い申し上げます

今年は近年にない厳しい寒さです。
朝9時頃の中庭の温度計です。多分、早朝では-15℃より低かったのではと思われます。午後1時頃でも-5℃ほどでした。
朝は、家の中でも濡れたタオルが凍っていたり、通常の冷え込みでは何ともない蛇口付近、水のたまり部分での凍結もありました。
動きだそうとする体が温まるまで、気持ち的にも時間がかかってしまいます。
降雪量としては、そう多くはないところで、今は多い場所で10㎝ほどの積雪です。
お住まいはいかがでしょう。

寒いのですけれど、その分、見上げる空は、何事もないように穏やかな透き通った青です。

コロナの新型オミクロン株の感染者の増大、長野県でも21日で435名、塩尻市でも9名となり過去最高の記録です。長野県では「まん延防止等重点措置」を政府の要請したようです。
症状的には軽症や無症状の方多いように報道されていますが、感染力の早いオミクロン株は、この先、変異株も発生するのでしょうか。

また、大雪、地震、火山の噴火など自然災害も発生しています。
まだまだ寒さは続きます、日々の生活、体調管理、コロナ対策とも充分にお気をつけてお過ごし下さい。
2022年1月1日(土)
年頭のご挨拶
新年あけましておめでとうございます
安心安全な日常になりますよう願い
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます

当地の元旦の朝は、中庭で-10℃以下の気温でした。
日中は、青い空、雪景色、強めの冷たい風、明るい陽射しになっています。
お住まいはいかがでしょうか。

今年のコロナ禍はどのようになって行きますでしょうか。
少しずつでも明るい兆しが見えるようになってほしいと願います。
そして、甚大になりつつある自然災害が、
落ち着いてくれることを願いたいと思います。

昨年同様、まだまだ変わらずに「漆器製造販売」という生業と
喜怒哀楽を共にして行きたいと思います。
本年もよろしくお願い申し上げます。

西チキリヤ漆器店
手塚 衞